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浸炭焼入事業~歪まない熱処理へ~

浸炭焼入事業について

熱処理を行なった際の歪は仕方がないと諦めておられませんか?
当社では低歪熱処理を実現し、今まで熱処理歪に悩まされておられたお客様のご要望にお応えして参りました。

低歪熱処理の実現

当社熱処理では、冷却油にソルトバスを導入しております。ソルトバスは、他種の冷却油に比べて非常に焼入歪が少ない油種です。しかし、ソルトバスを導入しているから低歪を実現出来る訳では無く、日々精進、研究を行った結果、当社特有の処理方法にて低歪を実現致しました。
当社では、ピット式熱処理炉を使用しており、最大ストローク1100mmまでの製品を処理する事が可能です。

浸炭焼入事業イメージ1

低歪熱処理とは

低歪焼入=製品の振れと思われる方もおられるとは思いますが、製品の振れだけでなく寸法変化が非常に少ないのがソルトバスの特徴です。(変形にも有効です)
薄肉製品やリング形状の製品に対し、当社にて作成した冶具、セット方法にてX軸・Y軸の変形が0.03mm程度となり後加工の研磨代を削減出来た事で工数削減が実現できました。当社では、あらゆる変形に対し挑戦し続けます。

浸炭焼入事業イメージ2

バッチ式浸炭炉(オールケース炉)

当社では、上記の低歪熱処理とは別にバッチ式浸炭炉を保有しております。
700kg/グロスの浸炭炉の為、一度の処理量が多く大ロット品向けとなっております。
油種はセミホットを採用しており、多種製品に対応出来るようにしております。
又、オールケース炉の為、焼入から冷却まで炉内で行いますので、製品にスケールが発生しないのが最大の特徴になります。
バッチ式浸炭炉でも、熱処理治具・セット方法・熱処理条件の研究を重ね、熱処理歪軽減を実現しました。

浸炭焼入事業イメージ3

熱処理サンプル一例

  • 熱処理サンプル1
  • 熱処理サンプル2
  • 熱処理サンプル3
  • 熱処理サンプル4
  • 熱処理サンプル5
  • 熱処理サンプル6
  • 熱処理サンプル7
  • 熱処理サンプル8
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